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94話

サラ

彼の口が再び私の胸に降りてきて、舌が敏感な頂点の周りを渦巻いた。私はあえぎ、背中が弓なりになり、彼が柔らかい肉を吸って軽く噛んだ。もうこれ以上耐えられないと思った瞬間、彼は噛みつき、鋭い痛みが快感と混ざり合った。

「痛い!トム、痛いわよ!」私は彼の髪を引っ張りながら叱った。

「ごめん、ベイビー。痛かった?」トムは心配そうに尋ねたが、その声には私を狂わせるかすれた響きがあった。

「あなたって時々本当に最低ね」と私は呟いたが、息を切らした声が私を裏切っていた。「でも...好きよ。続けて」

「望み通りに」彼はつぶやき、唇が再び私の胸に降りていった。

今度は、彼はより慎重で、...