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チャプター 345

私はもう一度オーガズムが近づいてくるのを感じた。今度は最初のものよりさらに激しくなりそうだった。トムもそれを感じ取ったのか、腰の動きを速め、私の腰に強く打ち付けるほどの勢いで、ベッドのヘッドボードが壁に当たって音を立てていた。

「隣の部屋の人に苦情を言われるわよ」と私は息を切らしながら言ったが、実際はどうでもよかった。

「かまうものか」トムは集中した表情で唸った。「このホテル中に俺がお前をどれだけ気持ちよくしているか聞かせてやれ」

彼の言葉と、Gスポットへの容赦ない刺激が、私を絶頂の縁まで押し上げた。私はその甘美な緊張感の中でひと時宙ぶらりんになった後、トムが私たちの間に手を伸ばし、クリ...