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229話

サラ

トムが最後に身を引いた時、私は完全に力尽きて椅子に崩れ落ちた。「なんてこった、すごすぎる」と、私は息を切らせながら言った。

「良かっただろ?」彼は鬱陶しいほど得意げに尋ねてきた。

「あなたが知ってるでしょ」と私は弱々しく笑いながら答えた。

彼はアイマスクを外し、世界がゆっくりと焦点を取り戻してきた。トムは満足感と、私にはうまく言い表せない何かが混じった表情で私を見ていた。

彼の視線が下に向き、私もその視線を追った。彼のペニスはまだ硬く、チョコレートの残りで光っていた。その光景に私の口は思わず水を含んだ。

「まだ舐め取るところがあるみたいね」と私は悪戯っぽく笑った。

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