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108話

サラ

彼の手が私のセーターの下に滑り込み、お腹の柔らかい肌を優しく撫でた。私は身震いし、全身が感覚で満ちあふれた。

「ほら」彼は続けた。「僕は一瞬一瞬を味わうつもりだよ。時間をかけて、君の隅々まで知りたい」

彼の指が上へと這い上がり、私の胸の下をかすめた。私は息を呑み、乳首が硬くなるのを感じた。

「そして、ついに準備ができたら」彼は私の首筋に唇を這わせながら囁いた。「君を悶えさせてやる」

「じゃあ、何を待ってるの?」

「焦らないで、ダーリン。待つ価値があるから」

彼の手が下へ滑り、ジーンズ越しに私の秘所を包み込んだ。私は息を飲み、彼の触れる感覚に身体を反らせた。

「く...