禁断の欲望

48話

ソフィー

翌日、暖かく幸せな気持ちで目を覚ました。枕に顔をこすりつけると振動した。すぐに気づいたのは、私が枕ではなくマトロックの胸の上で横になっていたということだ。彼はありがたいことに綿のTシャツを着ていた。双子たちとは違って、彼らはよく上半身裸で寝るから、私が彼らの上で眠ると、まるで接着剤でくっついたようになってしまう。

彼はのんびりと私の髪に手を走らせている。「おはよう、プリンセス」と彼は眠そうに言う。少し頭を上げると、彼がくつろいで横になっているのが見えた。その目にはまだ疲れの色が残っている。

「起こしてしまったらごめんなさい」と私はささやいた。彼は優しく微笑むと、体を傾け...