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335話

ティモシー視点

ティモシーは電話を握りしめ、相手が最後にカチリと電話を切る音を聞きながら、息を呑んだ。回線は切れ、口の中に残ったのは敗北の苦い味だけだった。彼はフラストレーションと共に唸り声を上げ、受話器をフックに叩きつけると、刑務所の面会室のコンクリートの壁に寄りかかった。

常に警戒している看守たちは、彼の動揺に気づいた。彼らは重々しい足取りで近づき、目には疑惑と軽蔑の色が浮かんでいた。彼らにとって、ティモシーはただの囚人、ただの殺人犯に過ぎなかった。彼らは真実など気にしていなかった。無実か有罪かなど、彼らには関係なかった。

「お前は俺たちと一緒に来るんだ、殺人鬼」と、看守の一人が嘲笑...