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7話

「私たちはいったいどこに向かっているの?」ジェスが尋ねる。私たちはオデットが走り回って遊んでいるのを見て、二人とも思わず微笑んでしまう。

「ニューオーリンズに向かうべきだと思う」ドーシャが言った。「あそこには多くの魔女がいる。あなたの魔法の助けになる人がいるかもしれない」

「ドーシャはニューオーリンズに行くべきだと言っているよ」と私は答える。

「ドーシャって誰?それになぜニューオーリンズなの?」彼女は怪訝そうな顔で私を見ながら尋ねる。

「ドーシャは私のオオカミで、ニューオーリンズなら私の魔法を助けてくれる魔女を見つけられると思っているんだ」私は顔を向けて彼女の視線に応える。彼女が信じて...