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24話

〜 オードリー 〜

オードリーは、キャスピアンの唇が彼女の肌に触れた瞬間、もうダメだと悟った。彼女の理性と道徳観、それらすべては、キリアンの指が彼女の割れ目を撫でた瞬間に吹き飛んでしまった。体が痙攣し震えるなか、彼女の唇から柔らかな喘ぎ声が漏れた。兄弟たちはオードリーの反応を良い兆候と捉え、キャスピアンは彼女の首筋をより強く吸い、キリアンはパンティの中に指を滑り込ませた。

これはまずい…本当にまずいわ、と彼女は自分に言い聞かせた。

キリアンの指は巧みに彼女のクリトリスを撫で回した。彼の触れ方は全身に電流を走らせるようだった。一方、キャスピアンの口は熱く、彼女の肌を求めていた。彼は首筋や顎...