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第50章 ここは研究室だ、保育園ではない!

神田おじいさんは冷ややかに鼻を鳴らした。

「どこからそんな高価なものを買う金が出てきた?誰から買ったんだ?」

神田雨宮はもごもごと言葉を濁した。「ただの薬材商人です、一粒十万円で売ってくれて、おばあちゃんが培元丸を飲んでから体調がよくなったから、藤原おじいさんにも買ったんです!お小遣いをたくさん使ったんですよ!おじいちゃん、私は本当に藤原おじいさんに元気になってほしくて…培元丸になんの問題があるはずないじゃないですか?」

「藤原家の弁護士がお前に会いに行く。状況をすべて説明し、その薬材商人の連絡先も全部出せ。さもなければ神田家全員でもお前を守りきれんぞ!」

神田雨宮は慌てて承諾した!...