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第32章 パーティーを開いてお祝いしよう!

川島凛は神田勇輝の慣れた手つきでカードを通す様子を見て、少し頭を抱えた。

まあいいか、この20億円の一部がお兄さんのポケットに入ると思えば、お兄さんに儲けさせることにそれほど不安は感じなくなる。

次回はお兄さんのデパートにもう少し利益を譲ってあげよう!

神田勇輝が会計を済ませている間に、川島凛は小声で言った。「林田景を監視する人を手配して、林田おばあさんのお墓の周りにも人を配置して。誰にもおばあさんの安らぎを邪魔させないで」

彼女はいつも林田景が追い詰められて何か無謀なことをするのではないかと心配していた。もしおばあさんに対して失礼なことをすれば、天国のおばあさんも悲しむだろう。

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