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第49章

これはリオンを非常に興奮させた。この瞬間を、彼はとても長い間待ち望んでいたのだ。

夜になり、お風呂を済ませた後、リオンは寝室へと向かった。そしてベッドのそばに立ち、優しい声で言った。

「カトリン、電気を消そうか」

カトリンは尋ねた。

「どうして電気を消すの?」

リオンはとても率直に答えた。

「君が夜来てほしいと言ったじゃないか。もしかして、僕と一緒に……」

カトリンは顔を真っ赤にして、恥ずかしそうにリオンを部屋から押し出しながら言った。

「何を考えてるの?そういう意味じゃないわ」

そう言うと、彼女はドアをしっかりと閉めた。リオンは廊下に立ち、苦い笑みを浮...