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第43章

坪田清水の奴は毎日頭の中にエッチなことばかり考えてる。柳田佳恋はそんな話に付き合う気はなかった。

「麻美ちゃんは?今日は早めに上がろうよ。私がご馳走するから」

坪田清水は「急に気前が良くなったわね。ボーナスでも出たの?」と尋ねた。

柳田佳恋は猛烈に頷いた。

「うんうんうん、この半年間は確かにちょっときつかったけど、去年一年分より多く稼げたって考えると、これなら苦労した甲斐があったわ」

柳田佳恋の努力が報われて、坪田清水も彼女のために嬉しかった。

「それなら絶対高いところで食べないと!三人でしっかりお祝いしましょう」

「雲の歌はどう?」柳田佳恋はこの店に行きたいと思っていたが、な...