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396話

アラリックが約束したにもかかわらず、コーマックはまだ不安で彼に念を押した。「おい、俺を無視して一人で嗅ぎ回るなよ」

アラリックは答えた。「しないよ。相手も分からないのに、妻や子供たちの命を危険にさらすわけがないだろう？」

それを聞いてコーマックは落ち着いたようだった。アラリックは付け加えた。「でも真面目な話、ガラテアには脅迫状のことを知ったとは言わないでくれ。彼女はもっとパニックになるから」

「安心しろ、漏らしたりしないよ」とコーマックは言った。「それとガラテアと喧嘩するなよ。最近お前が不機嫌なのは分かってるし、彼女はすごく罪悪感を感じてる。彼女は時々不安になって馬鹿な決断をすることがあ...