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304話

「今なんて言ったの?」トッドはアンブローズの言葉に本当に驚いていた。「聞き間違えた?ステラは君が取り戻したいと願っていた女性じゃないのか?なのに今、君の愛する女を俺のベッドに送ることで俺を助けたいって言うのか?」

「彼女はただの女だ」アンブローズは断固として言った。「ステラはいずれ俺のものになる。もし彼女を一晩君に与えることで君の信頼を得られるなら、それは価値がある」

「おいおい、アンブローズ、お前は何者だ。でも大口を叩いているだけだろ」トッドは軽蔑気味に言った。「ステラは今やアラリックの妻で、お前の女じゃない。お前が彼女を与えられるとでも思っているのか?冗談じゃないよ」

アンブローズは...