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276話

「聞いてるんだ。どうやってここを見つけて入ってきた？」コーマックはもはやアンブローズを心底憎み、彼の顔を殴りたいと思った。

コーマックが動揺しているのを見て、アンブローズはゆっくりとタバコを消し、立ち上がって言った。「ナッシュさん、そんなに興奮することはないですよ。私たちは古い友人なんですから」

「ふざけるな」コーマックは怒りをあらわにした。「不法侵入だぞ！」

「たとえそうだとしても、それがどうした？」アンブローズは嘲笑した。「あなたの部屋がこんなに質素じゃ、警察だって私が泥棒だとは思わないでしょう」

「アンブローズ、何が目的だ！」コーマックは本当に辟易していた。彼はただ静かな普通の生...