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436話

写真家はニヤリと笑った。「写真は撮るけど、それを投稿する勇気はあるのか？」

クリスは仲間に視線を向けた。「おいアレックス、生意気になったな？」

ナタリーは横で小さく笑った。

サングラスをかけたクリスは腕を伸ばし、ナタリーには触れずに彼女の後ろで「V」サインを作った。

ナタリーは言った。「クリス、最近気にかけてくれてありがとう」

クリスは黙って彼女を見つめるだけだった。ナタリーは彼のことをよく知っていたので、甘い言葉を期待してはいなかった。しかし撮影中、クリスは彼女に厳しくあたることはなかった。

ナタリーはクリスをプロの監督だと思っていた。彼は一瞬で彼女の欠点を見抜くことができた。ナ...