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403話

ロザリーは凍りついたように動かず、手をもじもじさせていた。

カーティスが口を挟んだ。「ねえ、前に起きたことについて謝らなければならない。ナタリーにカレン・グループでの仕事を見つけたんだ。いい条件だよ。すぐにでも始められる」

「結構です」ロザリーは素っ気なく返した。「ナタリーは今の仕事で十分うまくやっています。あなたの助けはいりません」

カーティスはため息をついた。「ロザリー、君はまだそんなに頑固なんだね」

ロザリーはドアを押し開けて出て行った。彼女はアリスのことをとても心配していたが、会いに行く方法がなかった。病院を出た後、ロザリーは携帯を取り出し、壁に寄りかかって、すべてのニュース記...