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350話

ローザリーは午後に大量の荷物を持って帰宅した。リビングは静かで、誰もいなかったので、ナタリーはすでに仕事に出かけたのだろうと思った。

彼女はキッチンに向かい、冷蔵庫を開けると、果物や野菜がぎっしり詰まっているのを見た。「やばい、今思いついた言い訳がなんて馬鹿げてるんだろう？ナタリーに見られたら、怪しまれるわ」と彼女は思った。

彼女は朝、急いで出かけたため、すっかり忘れていたのだ。

コンロの上の鍋はまだ温かく、部屋には食べ物の匂いが漂っていた。ローザリーはフライパンに付箋が貼られているのに気づいた。

「ママ、仕事に行きました。フライパンに食べ物があります」

しかし、彼女はすぐにフライパ...