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325話

ナタリーは家に帰ると、ダイニングテーブルにロザリーからのメモを見つけた。ロザリーは隣人のシエラ・ハリソンと出かけており、キッチンに朝食を置いていった。

食事とシャワーを済ませたナタリーは、昨夜の飲み会にもかかわらず頭がはっきりしていて、ロザリーの寝室に入る前に少し躊躇した。部屋は整然としており、シンプルなシーツとカバーがベッドに掛けられていた。

彼女はベッドサイドテーブルの引き出しを開け、鍵のかかった金属の箱を見つけた。小さな町でヘレンと育ったナタリーは、鍵師の父親を持つ近所の少年から鍵開けの技を学んでいた。彼女は針金を使って簡単に鍵を開けた。

正午頃、ナタリーの携帯が鳴り、彼女を現実に...