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409話

金曜日の午後8時、ウィローとミッチェルは夕食を終え、ベッドでそれぞれの端に横たわり、お互いの秘密に夢中になっていた。

ミッチェルは大学時代の黒いスケッチブックを持っていた。前半は彼の絵で埋め尽くされていたが、彼は中間のページから注意深くめくっていた。そこにはウィローの高校最後の年から始まる日記が記されていた。言葉や絵、すべてが彼女の10代の記念となっていた。当然、ミッチェルはほぼ毎日言及されていた。

一方、ウィローは以前ダニエルが偶然見てしまった缶の箱を持っていた。その中には彼女の写真や、彼女とミッチェル両方の筆跡が残るカードが入っていた。

二人とも完全に楽しんでいた。彼らは互いへの愛が...