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307話

ニアムは静かだった。服を着ずに毛布に包まれたまま、リッキーに抱えられて車に運ばれた。

車内に入ると、ニアムは突然暴れ出し、リッキーを攻撃し始めた。殴る、引っ張る、噛みつくといった行為に対し、リッキーは抵抗せず、ニアムの怒りを発散させていた。

「恥知らずね。なぜ彼らと一緒になって私を陥れたの?あなたは明らかにローズに会いに行くつもりだったでしょう。あなたは私を台無しにした」

「もういい」リッキーはニアムの手を掴んだ。「台無しにしたのはお前だ。なぜあの部屋に行った?ニアム、俺がお前を利用したとは思うな。本当に俺がお前と遊びたいと思うと思うのか?お前は金を払って遊べる女だ。俺はただ女を弄ぶのが好きな...