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31話

私は目を開けて伸びをした。あくびをして部屋の中を見回し、他の男たちを探した。一人きりだとわかってため息をつき、バスルームに向かうために立ち上がった。中に入ると、シャワーから聞こえる小さな喘ぎ声が私の注意を引いた。胸の前で腕を組み、壁にもたれかかりながら、ティモシーがシャワーの中でトニーを犯している様子を見ていた。

トニーは壁に押し付けられ、ティモシーは彼の首筋にキスをしていた。彼らが終わるのを待って、私は手を叩いた。二人はぎょっとして離れ、顔を赤らめた。私は彼らに向かってにやりと笑った。

「仲良くやってるみたいでなによりね」と私は言った。

トニーは体を洗いながら私から視線をそらした。テ...