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ザ・テンスパート2

「うわぁ、もう、マジでうわぁ」とミシェルが電話越しに叫んでくる。

「ねえ、聞こえてるわよ。鼓膜を破らないでくれる?」私は笑いながら諭し、その後で今日あった出来事を彼女に説明し続ける。ミシェルとの友情は私の「事件」の後に変わった。一緒に働いていた頃は彼女は私のことを何でも知っていたけれど、私がブライトンに引っ越して人生が制御不能になった時、彼女との関係もおろそかにしてしまった。でも、クリニックとテイラーの真夜中の酔った求婚から家に帰った翌日、ミシェルが私の家に現れた。彼女はチョコレートとカフェインという私の大好きな"ドラッグ"と、揺るぎない支援を持って来てくれたんだ。

それ以来、私はミシェルに...