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セックステープ (3)

アダムはテスの唇が自分の唇に触れて目を覚まし、思わずそのキスを深めてしまった。彼女はおそらく授業に向かうところだったので、意地悪だとわかっていたが。

二人の唇は数秒間触れ合ったまま、アダムがゆっくりと離れた。時計を見ながら彼は言った。「行かないと遅れるよ」

「授業をサボって、ここであなたと一緒にいればいいんじゃない?」

「それも一つの選択肢だけど、そうしたら僕はキミへのサプライズを用意できないな」

「サプライズ!」テスの目が輝いた。「どんなサプライズ?」

「ヒントなし。授業に行かないと、もらえないよ」アダムは彼女の不満げな表情に笑いをこらえた。「さあ、行って、ベイビー。今夜会おう」

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