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第82話

「あの男たちは革を着て、足の間にモノがあるだけで人生を支配できると思ってる。でもね、私たちがいなければ、彼らにできることといったらそれで小便をするくらいよ」―グランディ

「いや、可愛い妹よ」彼はカッターを彼女の手に置き、頭にキスをした。「これは、兄弟たちが次にお前の人生をコントロールしようとした時に、ちょっと上を切り取るためのものだ」

「あなたが一番のお気に入りの兄になる時もあるわね」ミアはカッターを握りしめながら言った。

「俺が兄のままで、妹にならない限りな」

「私のベッドには十分女がいるわ」モリーは自分の股間を守りながら言った。「あなたが何をするか、誰とするかは気にしないわ。た...