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第6話

マリリン視点

その夜、後に…

私は深呼吸して、タオル一枚だけを身に纏ってバスルームから出ると、身震いしながらゆっくりと、すでに用意していた寝巻きが置いてあるベッドへと向かった。

濡れた髪を乾かし、顔に髪が張り付かないように長いポニーテールに結んだ。

それから、ふと立ち止まり、腰に手を当てながらベッドの上の寝巻きを見つめた。

「うーん…体にクリームを塗るか塗らないか」

私は考えた末、軽く鼻で笑いながらドレッサールームへ歩み寄り、鏡に映る自分の姿を見つめながら、甘い香りのボディクリームを肌に塗り広げ始めた。

突然、寝室のドアがやや大きな音を立てて開き、私は目を見開いて驚いた。

何てこと…...