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第51話

-----〜[ネイサン]〜-----

彼女は私を壁から押し離し、シャツを拾おうとする。私は彼女を止め、再び壁に押し付け、彼女を強く抱きしめ、素肌の胴体を感じる。

くそ……私は彼女の首から胸に向かって暖かく滑らかな肌にキスをする。彼女は私を押しのけようともがく。

「もうやめてよ……」と彼女は私を止めようとして言う。そのとき、玄関ドアから大きな音がして、ブランドンが戻ってきたことを二人とも悟る。

しまった。私はすぐに彼女から離れ、彼女はシャツを手に取って着直す。彼女はすぐにコンロの方へ歩いていき、太ももの間の湿りに困惑しているのが分かる。

ああ。

私もすぐにキッチンから出て、自分の濡れ...