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第30話

---------------〜【マリリンの視点】〜------------------

私は息が荒くなり、指先をもてあそんでいることに気づく。周りの空気は熱く、息苦しい。

「マリリン、ドアに鍵をかけるのを手伝ってくれないか?」彼が頼んできて、顔を上げると彼の唇に浮かぶ意地悪な笑みが見える。彼はくすりと笑う。

「すまない。それをするのを忘れていた。手伝ってくれないか。君の方がドアに近いから」と彼は言い、私は微笑む。

「もちろん」と言って立ち上がり、ドアへ向かう。まったく、背中に彼の熱い視線が突き刺さるのを感じる。きっと私のお尻を眺めているのだろう。そう思うと私の秘所がうずき、思わず息を...