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第26話

----------------〜【マリリンの視点】〜-----------------

その日の夕方…

私はひざ丈ほどのピンクの花柄スカートを見て、シャツを直す。パーティーに行くわけじゃない。ただ、私を思いっきり抱いてくれる男を見つけられるクラブに行きたいだけ。誰かに触れられることを想像すると、私の秘所がキュッと締まるのを感じて頭を振る。もう、クラブに早く行きたくてたまらない。

私は部屋からゆっくりと出て、廊下を歩きながら美しい赤いカーペットを眺める。この建物全体が見事な光景で、こんな豪邸に住んでいるなんて、まだ夢のようだ。ベランダに出ると、広い白いリビングルームが見渡せる。父と母がダ...