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第18話

フレデリック視点

私は足早く自分の部屋に戻り、歯を食いしばりながらドアを強く閉めた。

一体あれは何だったんだ??

いったい何てことだ??

くそ、あの子に引っかかった。

本当に本当にやられた...

畜生...

あの子のことが分からない...

あの子も私と同じくらいこれを止めたいと思っていると思っていたのに..

なぜあんなことをしたんだ?

なぜあんな風に私に触れて、必死に抑えようとしていた欲望を呼び覚ましたんだ?

くそっ!!!

ベッドに倒れ込むと、あの子の小さな裸の体の映像が頭の中で繰り返し浮かんできて唸った。

なんてこった。

制御不能なほど硬くなってしまった。

あぁぁぁ!!!

痛い........