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第100話

オーロラの視点

私は激しい感覚に襲われ、自分をコントロールできないまま、上にいる大きな男性とベッドの間で身をもがいていた。自分の意志が効かず、世界全体がねじれて、圧倒的な快楽の渦に投げ込まれたような気分だ。なんてこと、これは受け止めきれないほどの感覚。彼がズボン越しに硬く大きな男性器を私の性器に向かって猛烈に擦りつけ始めると、既に体中を駆け巡る強力なホルモンに目を見開き、歯を食いしばった。ああ、これが今起きているの?こんなことが起きているなんて全く信じられない。完全に支配されているような感覚だ。

もう逃れられないことは分かっている。二つの道はない。運命が用意したものから逃げる術はなく、ただ...