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第25話

主人の手には、紐に繋がれた小さなボールがある。それを見つめていると、私の中に好奇心が湧き上がる。

これは何だろう?

「振動するボールだよ。これをお前の中に入れる」彼は囁き、私の濡れそぼった股間を指差す。その言葉が私の体に快感の波を送り込む。

彼はこんなおもちゃの話をしていたのか。くそっ!彼に主導権を握らせるなんて信じられないけど、実際のところ、私には選択肢がない。そして、彼の欲望に屈するという捻れた快感がある。

彼は突然、長く深いキスをして、そのボールを私の中に押し込む。私は彼の口の中で喘ぎ声を漏らす。彼の髪に指を通したいという欲求に駆られるが、私は拘束されている。

キスを終えた後、...