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第121話

アレクサンダーとエドワードが洗面所に入り、私たちも続く。他の人が中にいて何を思うか心配で頭がいっぱいだった。

幸いにも、洗面所には他に誰もいなかった。まるで彼らがこのように計画していたかのようだ。結局のところ、彼らはウィルソン兄弟だ。何でも手配できる力を持っている。

「ここにいろ。俺たちは中に入る」エドワードがミアを個室の一つに連れて入る。

アレクサンダーが私の前に立ち、近づいてくる。「君へのご褒美は、私の許可なしに好きなだけイってもいいということだ」彼が私の褒美を宣言する。その言葉だけで背筋に期待の震えが走る。

「ありがとうございます、ご主人様」私は従順な声で答える。

個室の中から...