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第7話

入学試験の前夜、私は感情の波を試験問題と問題集の山に沈めていた。

同じクラスだったからなのか、それとも単なる習慣なのか、集中して勉強した後はいつも伸びをしてダニエルを探していた。ほとんどの場合、彼は自分の机に向かい、本に埋もれ、ペンを止めることなく書き続けていた。

ダニエルの字は整っていて、先生たちからよく褒められていた。彼は話すのも上手だった。舞台で文章を朗読するときはまるでプロのようだった。彼の成績はいつも優秀で、先生たちのお気に入りだった。

先生たちはよくダニエルがどの大学に入るだろうかと話し合っていた。私が課題を提出するとき、彼らがそんな話をしているのを耳にした。結論には至らなか...