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第321話

ブラッドはただそこに立って、私が彼を殴るのを受け止めていた。避けようともしなかった。

彼はニヤリと笑って、もごもごと言った。「超酔ってるよ、ベイビー。体はふらついてるけど、頭ははっきりしてる。ほら、いい子にして。じっとして、ちゃんとキスさせてよ」

彼は完全にわざとやっていたんだ！

「わかったわ。わざとやったのね。これから5日間、ブラッド、あなたは私に触れちゃダメ。触ったらベッドから追い出すからね」私は歯を食いしばって言い放った。

私は彼を押しのけて、ベッドから出て彼を無視しようとした。

でも靴を一つ履いたとたん、ブラッドが後ろから私を掴んで、腰に腕を回し、離してくれなかった。彼は本当...