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第151話

ダニエルのベッドサイドに小さな丸椅子を引き寄せながら、何を言えばいいのか、どこから話し始めればいいのか考えていた。

昔は18年という時間が長いと思っていたけど、今22歳になって振り返ると、特に語るほどのことがないように感じる。

「ダニエル、どうしてこんな臆病者になったの?何も言わずにここに横たわって。何から逃げようとしてるの?私が知ってたダニエルは、いつも上位3人に入る優等生で、背が高くてハンサム、女の子たちに憧れられてた。もし私がバカみたいにずっとあなたを追いかけてなかったら、今頃他の女の子があなたをゲットしてたはずよ。

あなたは私のことを全然感謝してないし、今はただここに横たわって、...