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第760章子どもの肩書きと親の責任

五時、テディは再び甘い夢の中にいた。

ヴェラはテディを抱き上げて後部座席に乗せ、家族に言った。「お父さん、シンディ、見送りに来なくても大丈夫よ。数日間、海外に行くだけだから」

テディはバイバイと手を振ることを覚えており、ヴェラが車のドアを閉めると、小さなお手てをおじいちゃんに向かって振り始めた。

ヴェラはテディに言った。「あなたが生まれてから、お父さんと一緒に助手席に座ったことがないのよ」

賢いテディは、すぐにお返しにとヴェラにキスをした。

空港に着くと、テディは見たこともない壮大な空港を見上げて、驚きに口をぽかんと開けた。

パトリックは片腕でテディを抱き、もう片方の手で二つのキャ...