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第572章

ヴェラが話し終えると、シンディはモリーが今朝いないことに気づいた。

ヴェラは携帯を取り出し、モリーのニュースフィードをチェックした。「セバスチャンは今日休みよ。ほら、モリーが男性の手の写真を投稿したところ」

ヴェラはそれが誰の手か推測する必要はなかった。「間違いなくセバスチャンの手ね。もしモリーが別の男の手を投稿したら、セバスチャンはすぐにその男のことを何もかも調べ上げるわ」

シンディは笑った。「そんな付き合い方があるなんて知らなかったわ」

ヴェラは肩をすくめた。「それがモリーなのよ」

シンディはからかった。「あなたとモリーは似てるわ。あなたのニュースフィードに別の男の手が写ってたら...