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第507章

後に、セバスチャンは携帯の壁紙をモリーの素晴らしい写真に変えた。

彼女はドレス姿で冬の真っ只中の芝生に横たわり、お尻が凍えるほど寒い中、ただ魅力的な写真を撮るためだけに頑張っていた。

セバスチャンが何を言おうとも、彼女は「美しさは快適さより大事でしょ」と言い張った。

ゾーイは冬のコートを着て玄関に立ち、モリーを見ているだけで震えを感じた。

セバスチャンは何枚か写真を撮ったが、彼も寒さに耐えられなかった。最後の一枚を撮ると、モリーを抱き上げて家に連れ帰った。

帰宅すると、エリーは彼女を叱りつけた。ゾーイとマックスも加わり、冬の真っ只中にドレスを着て写真を撮るなんて狂っていると言った。

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