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第340話

シカゴへの道のりは長いけれど楽しく、ラジオを聴いたり何気ないことについて話したりしながら、ジェイクは旅の半分以上の間、私をくすくす笑わせてくれた。まるで私たちの上に覆いかぶさっていた重い暗闇が晴れて、私が彼の親しい友人であり秘書だった頃の関係に戻ったようだ。もっとも、あの頃は車を何度も止めて後部座席でもつれ合い、半裸になるようなことはなかったけれど。

「君、上手くなりすぎだよ、ベイビー」ジェイクはウインクして、得意げな表情でズボンのジッパーを上げる。私は彼の膝の上で眠ったふりをして悪戯心を加えて彼を驚かせた。それは私が勇敢に磨いてきたこと、彼が私に惜しみなく与えてくれる快楽を何倍にもして返す...