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第220話

「ちょっと昼寝でもしようかな」私はため息をつきながら言うと、彼の目がパッと開き、私をじっと見つめる様子を意地悪く観察する。

なんてこと、こんな野性的な表情を見たのは初めてだわ。

「冗談じゃない」彼は怒り狂ったような声で言うと、かがみ込んで私の腕の下をつかみ、引き上げてシートに仰向けに投げ出した。私は小さな悲鳴を上げる。数秒のうちに彼は私の上に覆いかぶさり、ドレスをたくし上げ、パンツを引き裂いた。またもやカレロの手によって失われた下着。前戯も優しいキスもからかいもなく、彼はただ数秒で私の中に入ってきた。彼の欲望があらゆる理性を押しのけ、抑えきれない熱情で私の中で動き始める。私は彼の下でのたうち、...