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第658話オーラ・エクスポーズド

この言葉を聞いて、カミラはすぐに唇を尖らせ、目に涙を浮かべた。

「大丈夫だ。誰かを傷つけたりはしないと言っただろう。カミラが彼女と遊びたいなら、遊ばせてやればいい」

そんなカミラの姿を見て、イーサンの心は和らいだ。彼はカミラをそばに引き寄せ、念を押すように言った。「いいかい、この子の名前はオーラだ。ペットとしてじゃなく、友達として一緒に遊んであげるんだよ。わかった？」

「わかった、パパ！　オーラはカミラの一番のお友達よ！」

これを聞いたカミラは、悲しんでいたのが嘘のようにぱっと表情を輝かせ、嬉しそうに手を叩いた。

「イーサン」

心配そうなハンナが何か言いかけたが、イーサンが手を挙げ...