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第340話

暗いエネルギーがイーサンを完全に飲み込もうとした瞬間、突然、彼らの周りで金色の光が爆発的に放射された。

ジェシーを中心に、金色の防御シールドが突如として二人を包み込み、シールドの外側にある暗黒エネルギーを完全に遮断した。

「魔法陣か？」阿修羅ブラッドハンドの声が暗黒エネルギーの中から響き、その声には驚きと恐れの色が混じっていた。

「お前が私の罠に真っ直ぐ歩いてくるのを待っていたんだ！この数珠は、私の師が何十年も身につけてきた宝物で、魔法陣の力を数段階も高めることができる。今日、これでお前を始末してやる！」ジェシーはそう言うと、魔法陣の起動を続けた。

イーサンは、ジェシーが彼らの周りに埋...