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第462章

出発前、コーデリアはナニーが持ってきたフルーツプレートからグアバを一つ取った。それは歯ごたえがあって甘い赤い中身のグアバで、彼女のお気に入りの果物の一つだった。

彼女がグアバを好きだということを知っている人はあまりいなかった。ジャスミンを妊娠していた時、彼女はグアバが無性に食べたくなったが、その時はグアバのシーズンではなく、M国ではなかなか見つからなかった。

アーノルド——いや、その頃はまだグアダルーペと呼ばれていたが——彼が夜中に出かけて、24時間営業の輸入フルーツスーパーでようやく見つけるまで長い時間探し回ったのだった。

彼は誰にも一言も言わなかった。ただナニーに洗わせて、翌日彼女の...