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第300章

セイディーは衝撃で目を見開いた。外にいる人に聞こえるのではないかと恐れ、彼女は身動きひとつせず、声を出すこともできなかった。

外では、アメリアが続けていた。「マイカ、話があるの...」

彼女が呼んでいた男は、今やセイディーを後ろから抱き、シャツの下に手を滑り込ませ、優しく胸を愛撫していた。

セイディーは口を覆い、大きく息をすることさえ恐れていた...

「マイカ...」アメリアはノックを続けた。

しかしマイカは彼女に応じる気配を見せず、熱い唇で後ろからセイディーの肩や首に口づけを続けていた...

ゾクゾクするような電気的な感覚が彼女の体中を駆け巡り、セイディーは緊張して、心臓が激しく...