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第1255章

ドアがノックされ、そしてキャリーが入ってきて、セイディーに敬意を込めた頷きを見せた。「ジェイムズさん、今夜はここで休んだ方がいいでしょう。何か必要なものがあれば、いつでも声をかけてください」

「え？」セイディーは混乱した様子で眉をひそめた。「何を言ってるの？どうしてここに泊まれるの？ここはジョーの部屋よ」

「ルイス公爵夫人が、ルイスさんは高熱を出していて、うわごとであなたの名前を呼び続けていると仰っています。あなたがそばにいれば、彼はもっと早く良くなるかもしれません」キャリーは説明し、バーバラに合図した。バーバラはすぐに毛布を持ってきて、ジョーの隣に敷き、枕を用意した。

セイディーは言葉...