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第20話

必要以上に長くお風呂に浸かっていた。恥ずかしげもなく。それは本当に天国のようだった——筋肉がこんなにリラックスできるなんて知らなかった。あの心地よい温かい湯に二分浸かっただけで、確信に至った:すべての女の子にアスターが必要だ。

人間にこんなに長く寛大にしてきた妖精の話なんて聞いたことがない。通常は何十年もの奉仕や初子の約束、あるいは人間の最も暗い秘密を語る時間を代償に求めるものだけど、アスターは違うことを知っていた。そんなトリックを仕掛けるような妖精たちは、アスターとは同じ次元にいなかった。名誉と勇気と、世界から弱々しい卑怯者を一掃することを大切にするアスター。彼女が誰かの首を切り落とす姿を...