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第39話

「手を取りなさい、坊や。隣の部屋で少し話そう」

彼が私の要求に抵抗しないことに驚く。彼は私の手に自分の手を置くが、動こうとしない抵抗感で私は前に進めない。

「パパ、痛いよ。痛くて怖いんだ。また彼がやってくる。僕が嘘をつけるようになるまで。彼が評議会に聞かせたいことを言うまで」

彼の涙は頬を伝って静かに流れる。動きたくないほど痛がっているという話を聞くのは、控えめに言っても不安だ。私は彼の前にしゃがみ込み、親指で彼の涙をぬぐう。私の小さな息子の助けを求める叫びを聞いて、心がどれほど沈んだか言葉では言い表せない。

「見せてほしい。ズボンを下ろしてくれないか」

彼は涙を流し続けながら、横に首...