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第37話

手紙

親愛なるインディアへ、

このほうがいいんだ。君が僕を見ることさえ望んでいないのは分かっている。でも、僕について君が正しかったと伝えたい。僕は何も特別な人間じゃない。そして、僕の残酷さを取り消すには遅すぎる。

これは僕が最低な人間だったこと、そして誰に対してもやったことをすべきではなかったという謝罪だ。君に与えた痛みに値する人なんていない。

僕は自分の自尊心と復讐心、そして怒りに目が曇っていた。君がクリスチャンの名前を持ち出して説明しようとした時、僕の感情はすぐに制御を失い、僕は切れてしまった。

そう、賭けはあったし、君がブラクストンに現れた時にすべてを仕組んだ。でも、僕たちの間に何か...