守るためのもの

第31話

デレク

「なんてこった！」と私は信じられない気持ちで言った。

「みんなが考えてることそのものだ。彼女にそんな才能があるなんて思わなかったよ。俺たちのルナはセクシーな小悪魔だな！」デイモンが色っぽい声で言う。俺のメイトについてそんな風に話す彼に思わず唸り声を上げる。彼女は俺のものだ！

「さて、失礼するよ。後始末は君に任せるよ。ルナのセクシーなダンスの動画がネットに出回るのは避けたいだろうからね。俺はこれの処理をしに行くとするよ」彼は自分の股間を指差した。そこには明らかな膨らみがあった。

私は怒りで彼に向かって唸り、引き裂いてやりたい衝動に駆られる。俺のメイトについてそんな下劣な考えを持...